CAGTプログラム

 CAGT(Computer-Assisted Gait Training)は、脳卒中片麻痺患者の最大歩行速度における重複歩距離(歩行時の歩幅)と歩行率(1分間当たりの歩数)の標準値を基準とし、それを目 標として治療を行います。これらのグラフをコンピュータ画面に表示したり印刷することで患者様にフィードバックを行い、患者様の現在の問題点を明確にしま す。
 図の実線は脳卒中片麻痺患者の標準値を、ドット(●)は患者様の最大歩行速度時の重複歩距離・歩行率を表しています。例えば、下図では標準値よりも重複歩距離が低いため、一歩を大きく出す練習を行うことになります。